「Where is my princess?」
第二話前編「暗躍するもの」
<side真白>
あんな場所で話すのもどうかと思ったので理事長室に来てみました。
「そういや、俺の母親と知り合いみたいですけどどういう知り合いですか?」
目の前のソファーに座っている相沢さんが聞いてきます。まぁ相沢さんの母親はいろんな意味で規格外でしたから気になるのでしょう。簡単に説明するとしましょう
「昔、私が困っているときに少し助けていただいた事でお知り合いになったんですよ。」
まぁ本当は運悪くオーファンに襲われたときに相沢さんの母親が現れてオーファンをジャムで倒したんですよね。誰も信じないでしょうけど・・・。
「あの母親が無償であなたを助けたんですか?」
さすが親子ですね、わかってます。
「いえ、ひとつだけ条件をつけられました。それは・・・」
「「それは?」」
「あなたのお嫁さん候補になることです。」
<side祐一>
「あなたのお嫁さん候補になることです。」
「っはい?」
なんかすごいことあっさり言われたような
「だから、あなたのお嫁さん候補です。」
「「「何―――――――――――――――!!」」」
思わず叫んでしまったって、あれ「」が多い?
「いつのまに居たんだ、あんた?」
いつの間にか理事長室の窓枠に玖我 なつきが座っていたがいた。
「私のことはなつきでいい。それよりどういう事か説明してもらおうか?」
人に銃(エレメント)を向けちゃいけませんって社会の常識じゃなかった?
「さっきの、どういうことなんですか?」
なんか舞衣までエレメント出してるし!!
「相沢さんは何も知りませんよ。びっくりさせるためここに来るまで隠しておくと、言っていましたから」
・・・・・・俺が何したって言うんだ。ただあの親の子供に生まれてきただけじゃないか。
「・・・・・なんと言っていいかわからんが大変だな」
「苦労してるみたいね」
ああ二人の言葉が嬉しい、けど涙ぐみながら言うのやめて。
「泣いている事は無視して話を続けますね。お嫁さん候補といっても必ずというわけでなく本人たちが納得したらということなので気にしなくていいですよ。」
理事長が笑顔で言ってくれたことに俺は感謝した。俺はロリコンじゃないし
「ちなみに、あなたのお母様が言うには、「断る場合、この学園で最低でも1人は恋人を作るように」だそうです。」
どーせ、こんなことだろうと思ったよ・・・って最低1人?
「あの理事長、最低1人ってそれじゃ複数作るように聞こえるのですが?」
ナイス舞衣!!俺が聞きたいことをピンポイントで聞いてくれた。
「だいたい、普通は1人だろう。」
なつきは銃を向けてくるから、常識がないと思ったら十分あるみたいだ
「二人の言うとおりですよ、大体俺は恋人いない暦17年のもてない男ですし。」
あれ、何で二人が止まるの?
「祐一ってもしかして鈍感?」
「鈍感だな。」
「鈍感ですね♪」
疑問系から確信にかわったのは無視して
「だから、俺みたいな奴が彼女を作るなん「ちなみに断れば、『生きるか死ぬかとりあえずがんばれコース』だそうです。」ガンバラサセテイタダキマス。」
理事長そんな笑顔で言っていいことじゃないです。
「ねぇその『生きるか死ぬかとりあえずがんばれコース』ってなんなの?」
舞衣となつきが?マークが出そうな感じで聞いてくる。
「そうですね、私もこの言葉を伝えてくれって言われただけなのでどういうものか知らないのですよ。」
理事長その説明しろって感じで話を向けるのはやめてください。
「その話はまた今度で、ちょっとまっててください。」
三人に断りを入れて学生服のポッケトに入れておいた携帯を出して電話をかける。(みんなに聞こえるようにスピーカー)
とりあえず説明してもらわなければ気がすまない。
「はい、こちら○○病院です。」
「同じネタを使うな!!「なんだ愚息か」」
何かデジャブが・・・・
「真白ちゃんから説明を聞いたか?」
ちゃん?いやそれより
「どういうことだ!!いつの間に婚約者候補が出来ているわ、恋人を複数作れ、何を考えてやがる!!」
はぁ、はぁ一気に喋ったせいで息が・・・
「順に答えてやろう。婚約者候補は気まぐれだ。恋人を複数作れば孫を見る確立が高まる、あぁ法律は心配ない、ちょっと総理に弱みをちらつかせれば重婚を認めるだろう。」←(注)脅迫は犯罪です。
すまん、なつき。君よりうちの親のほうが常識なしだった。
「もう用事はないな、切るぞ!!」
「ちょっと、ま「ツー ツー ツー」切りやがった。」
あの母親は、少し待つという言葉を知らんのか。
「電話も終わったところで、次のお話に移りましょう。」
何か話ってあったか?
「の前に、そろそろ昼休みですね。玖我さん、鴇羽さん、食堂に祐一さんといった後学校案内をお願いいたします。」
あ、本当だ。もう昼だな・・・・・なんか忘れている?
「あの理事長、私たち授業があるのですが?」
舞衣の言葉を聞くと理事長はにっこりわらって
「それなら大丈夫です。先ほどのチャイルドの攻撃で校舎の一部が破損したので、今日の授業はお休みになりました。ちなみに、祐一さん達は公欠扱いにしました。」
あ、舞衣の心に言葉の棘が刺さったのが見えた気がする。
「なぜ、わたしまで・・・・」
なつきはぶつくさ言ってるみたいだが
「玖我さん、断るなら生徒指導室で舞衣さんとの喧嘩の反省文を書いてもらいます」
「わかった。行こう。」
さすがに反省文は嫌か。
「では、学校案内が終わった後でもう一度来てくださいね」
その理事長の言葉を聴いたあと、俺たちは理事長室から出て行った。
そのころ冬の町のとある喫茶店では、八人の女性が集まっていた
「そう、そんなことがあったの」
水瀬家の住人の話を聞いたアイスの好きの保護者はそう呟いた。
「まさか祐一さんが出て行ってしまうなんて」
これは牛丼好きの保護者の言葉
「真琴に悲しみを与える気なのですか」
これは肉まん好きの保護者の言葉だ。
「それで、祐一さんの行き先はわかるんですか?」
これはアイス好きの言葉
「祐一、切る」
これは牛丼好き。
みなそれぞれ好き勝手言っているわけなのだが、思いはひとつ
「祐一にお仕置きする。」
それだけだ
ちなみに水瀬家住人は祐一に言われた言葉をかんがえていないようだ。
「それで、相沢君が言った場所はわかる?」
「確か風華学園って言ってたよ。」
「そうなら・・・・」
アイスの保護者は他の七人の女性にある提案をした。
この提案は祐一にどういう影響を及ぼすのか、それは誰にもわからない。
第二話前編終わり
あとがき
祐「何か、弁解はあるか?」
子「・・・・・・・・・」
な「長くなりすぎたからってまた前編と後編に分けるなんてな」
子「・・・・・・・・・」
真「お仕置きいりますか?」
子「待って下さい!!」
真「なんですか」←ホワイトラビットたち展開中
子「話を聞いてくだ」
全員「却下!!」
ホワイトラビットで拘束+カグツチ+ヂュランの攻撃=子猫煉死亡
祐「(死体を見て)まぁ、いいか復活すんだろ。では、心の広い人は次の後編も見てくれ」