注意:この作品にはネタバレを含みます。そのようなモノが嫌いな方は閲覧をご遠慮いただきますよう、深くお願い申し上げます。
D.C.O.G. ダ・カーポ オリジナル・ジェネレーション
第三話
「駆けろ、トロンベ!その名の如く!!」
相変わらず桜が咲き乱れている五月某日。エルザム・V・フジワラは、いつものように吹奏楽部顧問として放課後の音楽室にいた。
だが、いつもと違うのはその場に彼と横笛を吹いて綺麗な音色を奏でている女生徒…吹奏楽部部員の水越眞子の二人しかいないということだ。
「今日はここまでにしておこう。明日は本番なのだからな」
そう言ってエルザムは眞子の演奏を止め、一息つくとあらかじめ学食の自販機で購入しておいた清涼飲料水を眞子に渡し、自分も缶のプルトップを開け、飲み物を口にする。
「分りました。ありがとう御座います、エルザム先生」
エルザムから缶を受け取り、一気に飲み干す。よほどのどが渇いていたようだ。
普段なら大勢の吹奏楽部員が居るはずの音楽室になぜ今日に限ってこの二人しか居ないのか?
その理由はいたって単純。本来なら今日は吹奏楽部の練習日ではない。だが、眞子は明日本土…それも東京で行われるフルートのコンクールに出場することが決定していて、最後の練習を行っていたということだ。
「まさか私も水越君が全国大会まで行くとは思っていなかったが、先ほどの演奏を聴く限り、明日は自信を持って送り出せそうだ」
「大丈夫ですよ。本番には強いですから」
自分の自信をアピールするように自分の胸を叩く眞子。
「そうか、ではまた明日」
Side Trombe
翌日、天候は最悪だった。天気予報によると、初音島は局地的な大雨に見舞われ、本土へのフェリーも鉄道も大事を取って運休だった。
風見学園も休校状態で生徒は自宅待機している状況だ。
眞子は自室で今回のコンクール出場を諦めかけていた。自然とため息がこぼれる。
「しかたないよね、こんな天気じゃ本土には行けないし」
そして、もう一度ため息をついた、その時机の上の携帯電話が鳴った。ディスプレイを見ると『エルザム先生』と表示されている。
「はい、水越です」
『水越君か?今そちらに迎えに行く。準備をして自宅前で待っていてくれたまえ』
「え?迎えに行くって先生、この天候じゃ…切れちゃった。仕方ない、準備しますか!」
眞子はエルザムの行動がわからないながらも準備を進めた。諦めかけていたコンクールに出場できるかもしれないというわずかな期待を抱いて。
準備を終えて自宅の門を出ると、そこには既にエルザムの黒塗りのスポーツカー…本人曰く『トロンベ』が停めてあった。
軽くクラクションを鳴らされた為、眞子は急かされるように助手席に乗り込む。
「さて、会場まで急ぐとしよう。時間は有限だ」
「え、でもフェリーも電車も止まってますよ?」
もっともな質問をする眞子。
事実、鉄道もフェリーも未だ降り続く大雨により運休中である。
「鉄道が止まっているなら、その線路を利用させていただく。水越君、飛ばすのでしっかりとシートベルトを締め、手すりにつかまっていてくれたまえ。ああ、舌を噛まないように」
「えっ?う、うわぁぁぁっぁぁぁぁぁっ!?」
急発進、急加速する車に眞子の思考はフリーズした。
こうして、トロンベは一路コンクール会場へ向かう為、本土へと続く大鉄橋へと駆ける。
Side Sanger
……一方その頃エルザムの親友であるゼンガーは居城である体育教官室で暇を持て余していた。イルイの入れてくれたコーヒーを飲みながら。
「(む………甘い)」
「…どう?ゼンガー」
「多少、砂糖が入っているようだが……?」
いつものように表情を変える事無く、イルイに目線を合わせるゼンガー。
「…ごめんなさい。ゼンガー、少し疲れてるみたい・・・・・・だったから。疲れているときには甘いものがいいってさくらが言ってたの……だから」
いつもと変わらぬ無表情なゼンガーの顔を見て、怒られると思ったのか小さな身体をさらに小さくしながら謝るイルイ。
当のゼンガーはなんとも思っていないのだが、やはりその鋭い目つきを見ると同居している義娘でも怒っているように見えるようだ。
「そうか……ありがとう、イルイ。これからも頼む。……できればブラックでな」
とたんに優しい目つき(イルイヴィジョン)でそう言われ、自然と顔を綻ばせるイルイ。
「……ウン!」
そんなイルイを微笑ましく思いながら(珍しく顔に出ている)、いかにして暇を潰そうかと考えていた矢先に体育教官室の入り口が開いた。
訝しげな表情でそちらに視線を向けるゼンガー。
学校はこの大雨で臨時休校になっている。
生徒たちには自宅待機の連絡がされているはずであるからこの場に現れるはずがない。
教師側もこんな日に学校に来ている者は(ゼンガーを除いて)いない。
故にこの場に訪問者など来るはずがないのだが……。
そう思考を巡らせながら、開けられたドアの先にいる人影を見つめる。
「ふむ。自宅におらぬと思えば、やはりここにいたか」
朗々として、それでいて鈴が鳴ったかのような美麗さを感じさせる声音。
人影はゆったりとした挙動でゼンガーの居城に入ってきた。
人影の正体は女性だった。
近年、外歩きでは中々見られなくなった和服を着こなし、それでいてその仕草や動作には微塵の隙もない。腰・・・いや、恐らくは膝裏まで届くであろう長い銀髪を後ろに結い上げた女性。
「……ククル、か? なぜ、お前がここに?」
女性は猛々しさと美しさ宿らせた笑顔を浮かべながらゼンガーの問いかけにこう答えた。
「フフッ! 学び舎が臨時休校になってしまったのでな。暇を持て余していたのでお前と一局打とうと思ったのだ」
「そうか、……わかった。俺もちょうどこれから何をしようか思案していたところだ。その勝負、受けて立つ!!」
二人のやり取りから先の展開を読み取っていたイルイが、将棋盤と駒を出す。
二人はイルイに礼を言うと用意された椅子に向かい合わせに座る。
「では始めようか」
「うむ」
こうして二人は将棋を指し始めるのだった。
Side Trombe
さて、場面は切り替わり、エルザムと眞子。
二人は丁度、大鉄橋に差し掛かるところだった。
スピードは相変らずトップスピードを維持したまま。
そんなスピードを出していたら普通は警察に追いかけられるところなのだが、なぜか追われることはなかった。
実はエルザム。初音島警察署長に多額の「献金」をしており、緊急時のスピード違反をもみ消してもらっているのだ。(所謂、賄賂である。良い子は決して真似をしないように)
よって初音島内では(一部の例外を除いては)警察に追われることは無い。
「水越君、フェンスを突っ切る!しっかりつかまっていてくれ!!」
「えっ? うっ、うわああああああああっ! ちょ、ちょっと待って! タンマ! エルザム先生、あ、アタシまだ心の準備がぁあ!!」
「ふっ、最早退路はない・・・ 突っ切るぞ!」
エルザムが叫んだ瞬間、トロンベは道路と線路を仕切るフェンスを突き破り、線路内に進入。そのまま大鉄橋を渡り始めた。
この男、愛車を大事にする割に使い方は荒っぽい。
「トロンベよ、今が駆け抜ける時!!」
ゼンガーの名言「チェストォオオオ!!!」に勝るとも劣らぬ声量で叫ぶ。
と同時にギアを変え、スピードをさらに上げる。
エンジンが唸りを上げ、タイヤが悲鳴を上げるがそれでも止まらない。
メーターを見ると振り切れていた。一体km/h出しているのだろうか?
あっと言う間に大鉄橋を渡りきる。またもフェンスを突き破り、一般道に復帰。今度は高速道路へ。
ちなみに料金所ではしっかりと停まり、料金も支払っている。
「さて、後は会場へ向かうだけだな。…水越君、大丈夫か?」
「だ…大丈夫です。多分ですけど」
「そうか。ああ、高速道路を降りた後、また無茶をする事になるので心の準備をしておきたまえ」
そこまで言ったところで後ろからサイレンの音が聞こえてくる。バックミラーを確認すると、そこには一台のミニパトが映っていた。先に述べた『一部の例外』である。
『くぉおらぁッ、そこの黒いの! 止まりなさい!! 今日こそとっ捕まえてやるんだから!!』
いきなりスピーカー越しに怒鳴られる。
さすがにこれには眞子も顔色を変えた。
なにせ相手は警察である。しかもあの言い方。
自分の聞き間違いでなければあの声は『今日こそ』と言っていた。
つまりそれは、エルザムがもう何度も『こういう事』をしているという事に他ならないからだ。
隣に居るエルザムに恐る恐る問いかける。
「エ…エルザム先生!! 警察に追われてるじゃないですか!? 心配は要らないとか言ってたのは嘘だったんですか!?!?」
多少、混乱しているのか(当たり前である)普段は怒鳴ることなど無い相手であるエルザムに対して怒鳴りつける眞子。
だが相手はそれを軽く流す。
「ふむ。本来ならばこういう事態にはならないはずなのだが……。あのパトカーだけは執拗に私のトロンベを追いかけてくるのだ。正義感があるのはいい事であるし、普段ならばお付き合いして差し上げるのだが……今回は君をコンクール会場まで送り届けなければならないという事情がある」
「なら普通の速度で向かってくれればいいじゃないですか!? 捕まったら確実に間に合わないんですよ!!! あーー、もうなんだってこんな事にぃ……」
頭を抱えて呻く眞子。
それに対してエルザムは胸ポケットからなにやら洒落の効いたゴーグルを取り出した。
それを装着し、しれっとした表情で告げる。
「普通の速度で行ったのでは到底、間に合わないのだ。元々、新幹線で行くつもりだったのだからな。間に合う筈があるまい」
「だったらもっと早く迎えに来てください!」
「大雨による交通機関の運休が発表されたのは今朝方だ。君の外出準備の時間を考慮すれば、あの時間がギリギリだったのだ。それも我が愛馬による最高速度と隙のない道順の選択があればこそ、間に合う計算になっている」
「あ、うぅううううう……」
論理的な言葉に返す言葉もなく押し黙る眞子。
一見、正論のようだが明らかに前程条件が間違っている。
だが眞子は反論しない、いやできない。
このエルザムという男には不可能を可能にする、というより無茶な注文を笑って容認させるようなカリスマ性があるからだ。
言っている事はムチャクチャなのだがふっと気がつくとそれを認めてしまう。
ある意味、悪魔的と言っても過言ではないほどの威力を誇るソレの前では一介の高校生などはただただ沈黙する他ないのだ。
「……それと、このゴーグルを付けているときの私はレーツェル・ファインシュメッカーだ。覚えておいて頂こう」
眞子は自分が普段頼りにしている顧問の教師の豹変ぶりに今更ながら呆れていた。
教え子が呆れている横でエルザムはなにやら中央のオーディオ類の下辺りに置いてある装置を弄っている。一通り操作を終えるとエルザムは無線用のヘッドフォンマイクを被る。
「こちらはレーツェル・ファインシュメッカーだ。その程度の腕で我がトロンベを捉えることはできん。こちらとしてもそちらに危害を加えるつもりはないので、早々に引き上げて頂きたい」
何を言うかと思えばわざわざ相手を挑発する台詞。
無線機からは『……謎の食通ですって? 舐めた名前ね。私のドライビングテクとトゥデイを甘く見たこと後悔させてあげるわ!』とか『捕まえたらおいしい料理作らせないと腹の虫が収まらない!』と言う声が聞こえてきている。
あと、何故警察無線に割り込みが出来るかは聞いてはいけない。
強いて言うなら『初音島署長からの選別』だろうか?
「駆けろ、トロンベ!その名の如くッ!!」
叫び、ギアを最高に上げるエルザム……もといレーツェル。
主の言葉に答えるかのごとく、トロンベはその速度を上げた。
Side Today
一方のミニパト。
婦警にしては中々のガッツを持った二人組みが乗っていたりする。
上からの圧力にも屈せずにこうしてレーツェルを捕まえるべく追い続けているのだから大した正義感である。
ハンドルを握るのは小早川美幸巡査。
初音島署交通課勤務。極度のメカフェチで自分のプライベートな愛車からこのミニパトまでカスタマイズしている。
車のドライビングテクはピカイチだ。
隣に座っているのは同じく交通課勤務の辻本夏実巡査。
大食らいの怪力持ちで署内で行われたアームレスリング大会での優勝経験を持つ。
ちなみにこちらは、白バイ隊のスカウトが来るほどのバイクテクの持ち主。でも、整備は相方である小早川美幸まかせ。
「なっ!? アイツ、また速度を上げたわよ。美幸!!」
「どうあっても私たちを振り切る気ね。それならコッチにも考えがあるわ……夏実、しっかり掴まってて。ニトロ、ON!!」
なにやら不穏当な単語と共にスイッチを入れる。
途端にミニパトの限界を超えたスピードが二人の身体をシートに押し付ける。
離されかけていた距離が再びつまる。
どうやら追いつけそうだ。
そう思った矢先、再び相手は加速した。
「ニトロで追いつけない!? どういうチューンしているのよ、あの車!?」
追っ手のスピードに舌を巻く美幸。
ニトロを積んだミニパトなど日本全国で彼女らの物だけだろう。
普通ならば。
相手が普通の暴走車の類ならば、このニトロ装備のミニパトならば追いつけるはずである。
だが相手は普通ではない。
なにせ車を手に入れたその日より十年と少し。
その間、常にトロンベ(ドイツ語で竜巻の意)の名に見合う車を研究し、自身の腕も磨いてきたのだ。
チューニングから洗車、ワックスがけ、果ては車体に付いたキズの修復まで全て自分で完璧にやらなければ気がすまない程の男が相手では余りにも分が悪すぎた。
「ぐぐっ、悔しいけど今回も私たちの負けかもね」
そんな美幸をみて夏実は弱気になる。
こうして憎き『黒いヤツ』の背中を見送ったのは何度目だろう?
しかも今回は奥の手のニトロまで使用したのだ。
いかに悪党相手に大立ち回りをやらかし、それでもケロっとしている彼女と言えど、これは堪えているらしい。
「いえ、まだよ。ここで諦めたら私たちは本当の意味で負けてしまうわ」
「……美幸……わかった。最後まで付き合ってやろうじゃないの!」
美幸の言葉に、折れ欠けた心を持ち直した夏実は制服の袖をまくり、気合を入れなおした。
Side Sanger
レーツェルが高速道路で婦警コンビとデッドヒートを展開している頃、ゼンガー達の勝負はまだ続いていた。
「……むぅ」
「言っておくが、ゼンガー。待ったはナシだぞ。最初に決めたのは御主なのだからな?」
勝利を確信した笑みを浮かべながらククルは手の中で取った駒を玩んでいる。
状況は王手金取り。ゼンガーが窮地に立っている。
普段はゼンガーが優勢に勝負を進めるのだが、今日に限ってククルが彼を追い詰めていた。
「……あっ! ゼンガー「手出しは無用だ、イルイ」……ゴメンなさい」
何かに気が付いたのかゼンガーに助言しようとしたイルイを押し留めるゼンガー。
一体イルイは何に気が付いたのか?
王手状態にあるククルの飛車(裏返っているので全方位固められる)を敵陣に詰め寄った状態にある香車で取れたのだ。
そんな事はゼンガーも承知しているのだが、たとえこれを凌いだとしても手駒の大多数をククルに奪われているゼンガーに最早勝ち目が無いのは明白であった。
最早、進退窮まり額に一筋の汗が流れる。
一縷の可能性に賭けて勝負を続けるか、早々に降参するか。
「どうする、ゼンガー? この一局は妾(わらわ)の勝ちでよいのか?」
完全に勝利者の笑顔を浮かべているククル。
負けることは最早ありえないという確信に満ちた笑顔だ。
「…むぅ、仕方あるまい。ここは譲ろう。但し条件がある」
「この期に及んで条件だと? まぁ、よい。聞こうじゃないか」
ゼンガーに勝利したことがよほど嬉しいのか上機嫌でゼンガーの条件を聞く体勢なククル。
「もう一局、勝負だ! ククル!!!!」
いつも切り結ばれた口元を大きく開き、咆哮の如き声を上げるゼンガー。
その様と纏った雰囲気は、今まさに決闘の場に赴かんとする侍のようだ。
「いいだろう、後で後悔しないことだ。ゼンガー」
その気迫に満ちたゼンガーを見つめ、口元に薄く笑みを浮かべながら勝負を受けるククル。売られた喧嘩は(ゼンガー限定で)買うらしい。
イルイはそんな二人を見ながら『まだまだ終わりそうも無い……のかな?』と呆れつつ、教官室奥の給湯室へ三人分のコーヒーを入れに行くのだった。
Side Trombe
何とかトゥデイを振り切り無事コンクール会場へとたどり着いたレーツェルはゴーグルを外してエルザムへと戻ると、助手席で目を回している眞子を起こしにかかる。
「水越君、着いたぞ」
「う……う〜〜ん。…はっ!? …エ…エルザム先生!? なんなんですか!? あの運転はッ!!」
最早相手が教師と言うことはどうでも良いらしく、握ったその手には炎が纏っていた。
だが純一やリュウセイならば恐れ慄くこの光景もエルザムにかかっては恐怖の対象にならないようだ。
「すまないな、水越君。だがああでもしないと本当に間に合わなかった。あのパトカーも撒けなかっただろう」
「それでも限度ってものがあります!! なんで壁走りやら片輪走行する必要があるんですか!?」
エルザムの弁明など聞く耳も持たずに吼え続ける眞子。
よほどご立腹らしくこれでは事態の収拾は困難だろう。
そこでエルザムは少し考え込むような仕草をするとこう言った
「……では帰りに私の家で特製の夕食をご馳走しよう」
その言葉に眞子の糾弾が止む。
それを好機と見たか深々と頭を下げ「すまなかった」と謝罪する。
そんな光景に眞子は慌てた。
目上の人にこうも素直に頭を下げられるのは気持ちがいいものではないようだ。
「わ、分かりましたから頭を上げてください! それじゃあエルザム先生、行ってきます。でも帰りは安全運転でお願いしますね!」
「フッ、善処しよう」
眞子の結果は銅賞だった。
周りが三年生で締められていた状況でありながらのこの結果は大健闘と呼んで差し支えないものだった。
顧問であるエルザムはそれを我が事のように喜び、その日の夕食は水越家全員を交え、盛大なパーティーになった。もちろんエルザム自身が腕を振るった、厳選素材によるフルコースディナーである。
本来ならこれでめでたしめでたしであるのだが、それで終りではなかった。
帰り道、約束通り安全運転だった二人をどこかで網を張っていた先刻のミニパトが追跡。
再びデットヒートを繰り広げる羽目になったのだ。
この事を追記して今回の話の幕を下ろす。
後書き
こんにちは、三度登場のトロンベです。
前回、苦しくも出演できなかったククルを出演させてみましたが、いかがでしょうか?うまく表現できていれば幸いです。
エルザムとデットヒートを演じた婦警さん達は、『逮捕しちゃうぞ』と言うアニメからの特別出演です。墨東署ではなく、初音島署(在るかどうか分りませんのでオリジナル設定です)の交通課勤務と設定を変えての登場です。
二人の設定は簡単ですが下に書かせていただきます。(ちなみにこのSSでの設定です)
辻本夏実
初音島署交通課の婦警。人並みはずれた馬鹿力と向こう見ずな行動力は初音島署…いや、警察一!?その行動力は上からの圧力をも無視して、相棒の美幸とともにレーツェルを検挙すべく追い続ける程。また、大食いで酒乱(笑い上戸、泣き上戸、絡み酒等々)、遅刻常習犯だが、女性白バイ隊員に推薦されるほどのバイクテクを持つ。
小早川美幸
冷静かつ大胆な性格で、メカニックとドライビングテクは一級品。
夏実との名コンビは初音島署の名物である。
自分のチューンしたトゥデイと自身のドライビングテクニックを上回る、トロンベとそのドライバーであるレーツェルにライバル意識を持っている。また、そのライバル意識が正義感と合わさって、夏実とともに上からの圧力に屈する事無くレーツェルを検挙すべく、追い続けている。
今回はこんなところであります。割と無茶でしたか?本来想定してなかったキャラクターを、ストーリー展開の円滑化のためにいきなり使用すると言うのは・・・・・・。
賛否両論、さまざまな意見・感想を心よりお待ちしております。
ちなみに、お分かりかと思いますが・・・私のHNの由来は、この話で駆け抜けたエルザムさんの愛馬(と歴代の愛機)の愛称から来ています。
それでは、此度の邂逅は是にて終了。次回、再びここで相見えんことを切に願いながらお別れといたしましょう。