早苗さん自機昇格おめでとー!
早苗さん自機昇格記念で何か書いてって言うコメントもあったから書いたよ!!!
ただし、SSじゃなくて妄想だけどな!(まさに外d



○○「……早苗さん、自機昇格おめでとう。これでメインキャラの仲間入りだね」

早苗「はい、ありがとうございます。でも○○さん、あまり嬉しそうじゃなさそうです」

○○「そんなことないよ。早苗さんは努力家だし、その努力が実った結果なんだから、嬉しくないわけないだろ」

早苗「○○さん、嘘つかないでください。○○さん凄く辛そうな顔してます。私達の仲なんですから何でも言ってください。
    私にダメなところがあるなら改善するように努力しますから」

○○「そんなことない! 早苗さんは完璧だよ。だけどただでさえ新しい人に人気のある早苗さんが自機になっちゃったら、もっとファンが増えて、俺よりもいい人もたくさん寄ってきて、俺のことなんて忘れられちゃうんじゃないかなって、それが怖くて……」

早苗「そんなこと考えていたのですか。○○さんは心配のしすぎです」

○○「そ、そんな言い方ないだろ、早苗さんにはそんなことかもしれないけど、俺にとっては――」

早苗「だったら結婚しましょう」

○○「は?」

早苗「だってそれが一番確実じゃないですか。不安なら繋がりを作ってしまえばいいんですよ」

○○「とは言ったって、たしかに言い出したのは俺だけど、いきなり過ぎないか?」

早苗「寧ろいい機会です。あの地底の者が来た時からずっと考えていたことですし。
   それに○○さんはこういう風に繋いでおかないと、どこへ攫われるかわかりません」

○○「攫われるって物騒な……」

早苗「この前、紅魔館に攫われた人が言う台詞じゃありませんよ。それ」

○○「あれは咲夜さんが紅茶をご馳走してくれるって言うから……」

早苗「それでおゆはんまでご馳走になって、わざわざ私の神社まで送りに来てくださいましたしね。
   あの時は本気で泣きそうになりましたよ」

○○「うう、ごめんなさい」

早苗「だから私、悟ったんです。ここは幻想郷。外の世界の常識はこの世界の非常識。
   好きな人を繋ぎとめるためには、あらゆる手段を使ってでも恋敵から守り抜かなければならないって」

○○「早苗さん……」

早苗「だから、結婚、しましょ? 幸いにも我が家は神社ですし、永遠の愛を誓うべき神も二柱住んでいます。この世界には書類なんて煩わしいものもありません」

○○「でも結婚したら、信仰下がっちゃうかも」

早苗「たくさんの方々の信仰も大事ですが、私が愛し、私を愛してくれる人の想いはそれ以上に大切なんです。こんなこと言うと神奈子様や諏訪子様には申し訳ないかもしれませんが」

○○「それでも二人なら喜んで祝福してくれそうだなぁ……」

早苗「ふふ、そうかもしれませんね」

○○「……結婚してくれる?」

早苗「はい、喜んで」













咲夜(……そう、あなたは自機の座ばかりでなく、私の○○まで奪っていくのね)




つづかない