早速だが。

 俺、相沢祐一は。

 「毎日一生懸命生き抜く」が、座右の命だ。

 そのはずなんだが……。



 代わり映えの無い、日常に、少し飽き飽きしてきていた。












「マジカル☆ハンターゆういち 〜想い出はリリカルなのはと共に〜」
外伝。



「小さな、女の子。」




























 「あー、暇だ。退屈だ。暇だ。退屈だ。」


 蒼い空を眺めながら、一人愚痴る。


 突然だが、最近の変わりない日常に、俺は飽き飽きしていた。


 「あー、暇だ。退屈だ。」


 同じ言葉を繰り返す。



 成績は悪くない。むしろトップクラスだ。

 運動神経だって悪くない。

 そりゃ、いつも襲撃に備えて剣術や対術を磨いていれば、悪くなるわけが無い。



 多くを望まなければ、大抵の事は、何でも出来る。

 そんな現実に、俺は飽き飽きしていた。



 ――――――代わり映えの無い、平凡な日常に。


 ――――――達成感を感じられず、やりがいのない現実に。


 ――――――俺は、飽きを感じていた。






















 学校。


 今日も暇を見つけてはベランダに出て、空を見る。


 俺には、特定の友達はいない。


 昔。昔の話だ。


 ………やめた、やめた。何が湿っぽくてこんな話しなきゃいけないんだ。


 とにかく、俺に特定の友達はいないし、必要ない。


 人は、助け合わなくても生きていける。


 万能型の自分の、悲しい結論だった。















 今日も、学校が終わる。


 「おい、相沢。一緒にカラオケ行かないか?」


 「いや、今日は遠慮しておこう。」


 「おいおい、お前付き合い悪いな。まぁ、また今度誘うよ。」


 「ありがとうな。」


 他愛無い、いつもの会話。


 誘われて、断って。


 ………いつから、自分は、人とかかわりを持つのが、■■■■■■■だろう……?






 結論は、出ない。

 出す必要も、無いと思うから。






 今日も、家路を一人、帰る。


 俺は、いつもの日常に、飽いていた。













 そんな時だった。


 その、少女に出会ったのは………。







 その少女の第一印象は、笑顔の儚さと「矛盾」だった。


 何に矛盾を感じたかは分からない。


 でも、この子は、自分が守ってあげなくちゃならないような、そんな気がした。













 その子は、俺に非日常を運んでくれた。


 俺が望んでいた、非日常を。


 楽しかった、そして感謝した。


 こんな楽しい充実した毎日をありがとう、と。


 何時しか俺は、彼女を信頼するようになった。



 人を信頼したのは、何時ぶりだろう………?




















 そして、今日に至る。


 誰であろうと。俺たちの邪魔をする奴は。


 俺たちが今までなしてきたことを否定しようとする奴は。


 この、充実した毎日を壊そうとする奴は。


 ――――――この子を、傷つけようとする奴は。



 俺が、許さない。




外伝「小さな、女の子」をお送りしました。


掲示板にて指摘していただいた描写不足を補完するため、急遽試験的に製作した外伝。

試験的なものなので、不評だと速攻で取り下げます。

指摘していただいた方は、この話を読んで、きちんと補完されているか、とか教えてくれると嬉しいです。

時系列的には、ティンクと出会う前からクロノたちに宣戦布告するまで。

正直、自分の作品はいくら自分で読み返しても自己満足の範疇であって。

他人から感想を頂いて、「あぁ、自分の作品ってこうなんだな」ってことを自覚するわけです。

プロの作家さんだって、担当がいて、原稿を読んでもらうわけなんですから。

と、いうわけで、長くなりましたが、この話はあくまで補完ストーリーであり試験的なものであり蛇足です。

不評が続くようでは取り下げます(その後書き直すか、それとも封印かはその時次第)


では、長くなりましたが、JGJさん。感想をどうぞ。