闇の書事件が終わりを迎えて約半年、高町なのはとフェイト・テスタロッサは、平和な日常へと戻った。

 …筈だった。

 「ククク…終わりだなぁ、嬢ちゃん」

 全身を隠すような大きな黒いコートを着た男に、なのはとフェイトを取り囲むような黒い多数の怪物。

 2人は今、絶体絶命のピンチだった。

 

 

 

魔法少女リリカルなのはAs Another after story

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「新たな戦いの予感なの?」

 

 

 

なのはとフェイトは、足に魔力を通わせ、普通に歩けるようになり、復学した八神はやてと親友のアリサ・バニングス、月村すずかと共に楽しい学園生活を過ごしていた。 

最近は大した事件も無く今日もいつものように帰り道の途中ではやて、アリサ、すずかと別れ、家に帰る。

それだけの筈だった。 

ふと寄り道した、帰り道の途中にある公園。そこで、背後から攻撃を受けた。

防御はしたが、元々防御が得意では無いフェイトは気絶。

なのはも大きなダメージを受けてしまった。  

襲ってきた相手は、全身を覆い隠す黒いコートに身を包んだ、おそらく男だ。普通に戦えば、勝てない相手では無いだろう。

しかし、今は意識を保つのがやっとだった。 

「オレも忙しいんでな。とっとと終わらせるか」

そう言うと黒コートの男は彼が従えているであろう周りの怪物達に合図を送る。

「さあ…やれ!!」

怪物がなのは達に襲い掛かる。 

(誰か…!)

Sonic rain

どこからか、無機質な声が聞こえたと思うと、無数の光弾が降り注ぎ、怪物達を貫いた。

「たった2人の女の子相手に大層なことだな」

 It is a miserable fellow.」(情けない奴だ)

空から降りて来た黒い服に身を包んだ男がそう言った。その声、背丈からして156歳ぐらいの少年だろう。

「チッ…テメェか…最近邪魔してくれてるらしいじゃねえか!!」

「お前達を消すのが、俺の目的だからな」

少年は大声をだし、威圧する男にも動じず、右手に握られていた漆黒の剣を向けて、敵対しているであろう男に言う。

 「あぁそうかい。なら、やってみな!!!」

 男は何処からか取り出した銃から少年に向け光弾を撃つ。

 少年はそれを切り払いながら男に肉迫し、剣を横に薙ぐ。

 「クッ!」

 男はそれを上に飛んで避け、少年へ向け光弾を連射する。

 「こっちだ」

 「何ッ!?」

 しかしそこに少年の姿は無く、いつの間にか背後に移動していた彼によって蹴り落とされる。

 「クソッ!」

 男は何とか体勢を立て直し、かろうじて地面に叩き付けられずに済んだ。

 「終わりだな」

 降りて来た少年が男に剣を突きつけながら言った。

 「教えて貰おうか、お前達の目的を。何故大きな魔力を持った魔導師を狙う?」

 「教える義理は…ねえな!」

 男は少年に向け銃を撃つが、それは難無く躱された。

 「そんな攻撃…当たるとでも思ってるのか?」

 「テメェにはな。だが、アッチにはどうかな?」

 「何?」

 (…まさか!)

 少年はハッとし、背後を振り返る。

 少年の予想通り、先程放たれた光弾は軌道を変え、なのは達の方へ向かっていた。

 「クッ!」

 光弾がなのは達に当たる寸前、それは少年に切り払われる。

 「ハッ!! かかったな!」

 「!?」

 そう言う男が構える銃の先に大きな真紅の光弾が形成されていき、やがて自分の体程の大きさとなった。

 「喰らいな! インフェルノ・ドライブ!!!」

 巨大な光弾が周囲の物を吹き飛ばしながら迫り来る。切り払うには強力過ぎ、なのは達が巻き込まれるため、避ける訳にもいかない。

今とれる道は、一つしか無かった。

 「…ルミエール! ハルシオン!」

 Yes,master. At last, it is a turn.」(ハイ、マスター。ようやく出番ですね)

 Consent.」(了解)

 さっきとは違う、無機質な声が聞こえたと思うと、少年の左手に白銀の剣が現れた。

 「2本だと!?」

 男が驚く間に、少年の前に、ミットチルダ式とも、ベルカ式とも違う今まで見た事のない六角形の魔法陣が展開され、男の作り上げた光弾の大きさを超える大きさの光球が作られる。

 「行けっ!!」

 「「Strike ray」」

 少年の光球から光の奔流が放たれ、男の放った光弾とぶつかり合う。

 初めは拮抗していたが、次第に少年の放った奔流が押しはじめ、ついに光弾ごと男を飲み込み、炸裂した。

 「グオオォォォォ!!!」

 爆発により巻き起こった粉塵が晴れた時、そこにあったのは傷だらけになり、片膝を付いている男の姿だった。

 「次…次だ……次は必ずブッ殺してやる………!」

 男はそう言うと地面に手をかざした。すると地面から黒い煙のような物が噴き出し、それに包まれ消えた。

 「…逃げたか」

 少年の握っていた剣が輝き出した。それが強く輝くと、少年の両手首に剣と同じ色の宝石が埋め込まれたブレスレットがそれぞれつけられていた。

 少年がなのは達の方に歩み寄って行く。

その行動になのはは少し身構え、朦朧とする意識の中問いかける。

 「あなたは………?」

 その問いに少年はこう答える。

 「…俺は…」

 

 

 

 

 

「闇を殺す者」

 

 

 

そこでなのはの意識は途絶えた。

 

 

 

〜後書き〜

 空:大変長らくお待たせしました。After another story第1話です。いかがでしたでしょうか?感想お待ちしております

 それでは今回のゲスト、主人公なのに名前が出なかった黒い服の少年です!どうぞ〜〜!

 少年:……………

 空:ん?どないしたん?

 少年:……なぁ、俺この話の主人公なんだよな?

 空:そやで

 少年:それなのに…それなのに……何で名前が出てこないんだよ〜〜!?

 空:それはまぁ…

 少年:何だよ!?

 空:何となく…かな?

 少年:何となく…?何となくで、俺の名前は出てこなかったって言うのか…?

 空:まぁまぁ。その分かなり強いんやから

 少年:確かに強かったけど…なんだかなぁ

 空:次回にはちゃんと名前は出すから、気にすんなや

 少年:当たり前だ…!次も名前を出さなかったら後書きに乱入してでもお前をぶっ飛ばす!

空:分かった分かった。大丈夫やから。安心しとき 

少年:頼むぞ…

 空:それでは今回はこの辺で

 少年:魔法少女リリカルなのはAs After another story第2話を!

 空&少年:お楽しみに〜〜!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

〜空 最後の一言〜

 

 

 

ヤバい!アームドデバイスが何て言ってるんかわからへん!!どないしよ………