なのは(以下な)「祐一さーん」

フェ(以下フェ)「ちょっと聞きたいことがあって」

祐一(以下祐)「なんだい?」

な「祐一さんって、どんな女の人がタイプなんですか?」

フェ「……もしよければ、教えてもらえませんか」

祐「俺の?」

二人「「はい」」

祐「そうだなぁ、動物で言うと猫っぽい感じの女性かなぁ?」

二人「「えっ、ほ、本当?!」」

祐「あぁ、そんな感じだぞ? ……ロッテアリア

リーゼロッテ(以下ロ)「あ、あはは……」

リーゼアリア(以下ア)「ば、バレてる?」

祐「バレバレだって、これでも少しは成長したつもりだし。
 全く、いくら俺がそういうのに慣れてないからって、毎日毎日俺をからかうのもいい加減にして欲しいぞ」

ロ(うにゃー、やっぱりわかってない)

ア(術を見破れるようになった成長を喜ぶべきなのか、あたし達の本当の目的を全然悟ってくれない鈍さに悲しむべきか)

ロ(こうなったらもう直接行動に出るしかないっしょ?)

ア(ここまで鈍いと、それしかないかも)

祐「ん、何か言ったか?」

ロ「ううん、何も」






つづく