レティ(以下レ)「そういえばリンディ」
リンディ(以下リ)「何かしら?」
レ「あなたの所に居候している彼、元気?」
リ「祐一君? えぇ、元気にしてるけど、それがどうかしたの?」
レ「グリフィスにね、彼の話をしたら是非会いたいらしくって。
悪いんだけど、今度彼を一週間くらい私の家に招待してもいいかしら?」
リ「……一週間?! そ、そんなに?」
レ「えぇ、グリフィスも大きな戦いを二つも経験した祐一君といろんな話をしたいって楽しみにしていたし。
……一週間もあれば調教するのに十分だしね」
リ「最後の方聞こえなかったんだけど、何か言ったかしら?」
レ「ううん、何も言ってないわ。じゃあそういうことで祐一君にも伝えてもらえない?」
リ「なんか腑に落ちないけど……わかったわ」
フェイト(以下フェ)「母さん、レティ提督。お茶を淹れて来ました」
レ「あ、フェイトちゃん。わざわざありがとうね〜」
フェ「……レティ提督、何かいいことでもあったのですか?」
レ「えぇ、少しね」
フェ「母さん、何かあったんですか?」
リ「……グリフィス君、レティの息子さんなんだけど、祐一君と是非会ってみたいらしくって、一週間レティの家に泊まらせることになってしまったの」
フェ「えっ?」
リ「レティは既婚者だし、子供もいるから信用してるんだけど……
この前、あの子のデスクを見たら調教ものの本とか、手錠とか見つけてしまったから……」
フェ「レティ提督、私も一緒について行きます!」
レ「……ちっ」