「レイバルト・バリアント!! メタモルフォーゼ!!」
「ふぇ!?」
何やら発すると、まるで魔法を唱えたかのように祐一さんの着ていた服が変化します。
それは、普段の祐一さんからすれば想像もできないようなフリフリの可愛い服でした。
……ちょっとソソりますね。
それに、佐祐理の知らない祐一さんの知り合いがこんなにもいたんですか。
しかも、ほとんどが女の人で佐祐理から見ても綺麗な人ばっかり……
な、なんなんでしょう? 佐祐理は頭が少し悪いですから、状況の整理が上手くつきません。
だから、教えてくださーい。祐一さーん。
魔法青年 相沢祐一
34話「ミナの力、第二の融合」
「う〜ん、久しぶりの変身だぁ〜〜」
dreamの時は? とか聞くな。あれは夢の中だからノーカンだ。
「そこっ! 悦に入ってないで、さっさとアレをやるわよ!」
そう言ってエレナさんが指差す先には巨大なクマのぬいぐるみ。
ふむ、あれだけ大きいとプレゼントしても置き場に困りそうだな。
プレゼントする人なんていないからいらん心配だが。
「わかってるさ。一撃で消し去る! 『fire』、『wing』、『cha―――』」
「ちょっと待って下さい! 祐一さん。『アカシック―――』シリーズはダメです」
アカシッククラッシャーの呪文の途中でなのはちゃんが慌てて止めに入る。
「祐一さん、ここは屋内ですから崩れると危険です」
あぁ、そうだったな。すっかり忘れていた。
『きゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
「この、動くな! 暴れるな!!」
「そろそろ危険ですね」
「そうね。避難しておく?」
「それじゃーユーノさん、頑張ってですー」
「フィアにabsoluteとdreamも手伝ってください! なのは達もー!!」
「あ、う、うん。今行くね」
クマの方はユーノ君が拘束魔法で何とか抑えている状況。
なのはちゃん達が加わるなら、少しは楽になるか?
「なぁ、absoluteの空間能力であいつを異空間に放り込めば―――」
「無理よ。この結界、空間魔法は通用しないみたい」
「いいえ、他の方法ならばあります」
エレナさんの言葉を否定するのは、浅葱色の着物の少女。
そう、たしか佐祐理さんのメイドさんでミナとか名乗っていたっけ?
「あんた、大丈夫なの?」
「えぇ、少し楽になりました。ありがとうございます、time」
え? なんでミナはエレナさんの本名、というか正体を知ってるんだ?
「あら? どうしたの、祐一。そんな死ぬ直前の金魚みたいな顔して」
「い、いや、なんでエレナさんの本名、というか正体を知ってるのかと思ってな」
「えぇっ!? 相沢様は私の正体を知っているのではないのですか?」
なんか、ミナがすっげぇ驚いてる……というか。
「何を?」
「ごめんね。こいつ、感覚が人より通常の三倍くらい鈍くてさぁ」
失礼な。俺は赤い彗星なんて呼ばれるロリコン男じゃないぞ。
それに、昔は感覚があまりにも鋭すぎて、友人から「剣の祐ちゃん」と呼ばれていたんだぞ?←本当は剣を刺しても気付かないんじゃないかって位鈍いという意味。
「私はてっきり、私を捕まえようとする悪い魔法使いだとばっかり……申し訳ございません」
「いや、あながち間違っちゃいないんだけどね」
「?」
どういう意味だ?
「それでは、改めて自己紹介をさせていただきます。ミナという名は仮の姿。
本当の私の名前はユンカースNo.2『power』、全ての力を司る者です」
「No.2ってことは、守護者!?」
なるほど、それならエレナさんの本名を知ってたっておかしくないし、先程のエレナさんの発言にも納得だ。
「で、その策って?」
少し、というかかなり脱線した話を強引に戻すエレナさん。
「はい、私の力を使うのです」
「?」
「私の力は簡単に言えば『力の吸収と放出』、それは魔法にも作用されます」
イマイチわかっていない俺に、わかりやすく説明してくれるミナ。
「つまり幾ら強力な結界であろうと、所詮は魔力の塊。エネルギーが無くなれば消えるという訳でしょ?」
「はい、以前の襲撃もその手で逃げましたので、立証は出来てます」
「なら、なんでそれを実行しなかったんだ?」
実行してさっさと逃げればよかったんじゃ?
「吸収には体力、魔力共にすごく使用するのです。前回の時もほとんど満身創痍な状態でした。それに吸収中はそちらに意識を集中しなければいけませんので」
「じゃあ、今回は体力と魔力は持つの?」
「未だに前回の戦いのダメージが残っているのがありますから微妙な所ですが、こうなってしまったのは私の責任ですので、命を懸けてでも」
「ダメですっ! ミナちゃん!!」
「さ、佐祐理さん?」
ミナの言葉に佐祐理さんがいきなり飛び出してくる。
しまったな……佐祐理さんの前で変身しちゃったよ。
クマのインパクトですっかり忘れてた。
佐祐理さんはミナへと食ってかかるかのように近づいていく。
「佐祐理様……」
「佐祐理にはミナちゃんが何者なのかも何をしようとしているのかもわかりません。
でも、ミナちゃんは佐祐理のとっても大切なお友達です」
「……ぁぁ、佐祐理様。私にはその言葉だけで十分です。
私はそれだけで頑張ることが出来ます。この命、尽きても惜しくはありません」
「バカ。あの娘はあんたに命を落として欲しくないからいってるのよ」
でも、ミナがそういうのならば、それだけの覚悟が必要なのだろう。
どうにかして、ミナの代わりができなくても、負担を軽減してやることは出来ないだろうか―――
「そうだ! ミナ、一つだけ安全な方法がある!」
「相沢様?」
「ミナの負担を減らす方法。それは俺と『fusion』すればいいんだ」
「フュージョン?」
「なーる、その手があるわね」
「fusion……あの古の魔法ですか?」
fusionすれば、俺の能力も組み合わせて吸収を行うことができる。
少なくともミナの負担を減らすことは出来るだろう。
「ですが、難易度は高いと聞いております。それに例え成功したとしても、こんなことに相沢様を巻き込む訳には……」
「それは大丈夫よ。あたしと一回成功させてるしね、祐一は」
「は?」
「祐一はあたしの今のマスターだからね、それに祐一はそんなこと迷惑だなんて微塵とも思っていないわよ」
「えぇっ!?」
おぉ、驚いてる。驚いてる。
そりゃ、ただの魔法使い程度にしか思ってなかった俺が守護者を従えていて、尚且つ、ミナが言うには、難易度の高い魔法を使えるとあれば大抵の奴は驚くだろうが。
『きゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
「わっ!? こいつ!?」
クマは力を衰えもせずに拘束を破ろうと暴れまくっている。
拘束魔法で必死に抑えているなのはちゃん達だが、そろそろ限界が近いみたいだ。
「時間が無い。急ごう!」
「……わかりました」
「佐祐理さん、後で全てを話します。だから、今は安全な所に避難していて欲しい」
「わかりました。ミナちゃん、佐祐理にはまだ何がなんだかわかりませんが、頑張って下さいね」
「はい!」
「よし! 行くぞ!!」
「えぇ!」
「「closs
in power form(クロス イン パワー フォーム)」」
カァァァァァッ!!
眩い光が俺とミナを包み込む。
光となったミナが俺と同化すると、服のフォルムが彼女の着物と同じ、浅葱色の着物のような形に変化する。
「「レイバルト・バリアント! パワーフォーム!!」」
ミナと一体化した俺は腕を前に突き出す。
「「はぁぁぁぁぁっ!!」」
俺とミナが魔力をこめると、目標の結界が水色の粒子になって削れて行く。
「大丈夫ですか?」
「あぁ、余裕……といいたいとこだが、そうでもない」
頭の中に響くミナの言葉に苦笑しながら答える。
なるほど、結界を削れば削るほど、俺の身体を気だるい疲労感に襲われる。
体力を使うとはこのことか。
「申し訳ございません。本来ならば、私が一人でやらなければならないことを―――」
「困った時はお互い様だろ? ミナは責任を背負いすぎなんだよ。
自分一人でなんとかしないといけない、一人でなんとかしなきゃいけない、みたいなさ」
「でも、私は守護者です。『守るべき者』として、私は守るべき人達に協力を求めてはいけないと思うのです」
「それは断じて違う。守護者は完璧超人じゃない。完璧な守護者なら五人もいらないだろ?」
「……」
「だから、俺は守護者でも助けを求めていいと思う」
「……わかりません」
「最初はそんなもんさ。さて、飛ばすぞ」
「はい!」
急速な勢いで消滅していく結界。
よし、このまま行けば―――
『きゅぅぅぅぅぅぅっ!!』
「わっ!?」
「だ、ダメぇ!!」
二人の疲弊した時を突いて、拘束魔法を打ち破るクマ。
クマは二人に目もくれずにゆっくりと真っ直ぐこっちに向かってくる。
ちっ、あと少しだっていうのに……
「三人とも! 祐一とpowerを守るわよ!」
「いわれなくてもそうします」
「ふふっ、腕が鳴るわ」
「了解ですっ! 祐一さんには指一本触れさせないです!」
フィアが肉体を強化して殴り、dreamが自慢の槍を深々と刺し、エレナさんとabsoluteが腕にしがみつく。
けれども止まらないクマ。
暴走クマさん、ここに極まれりだ。
「と、止まらないですーーー!!」
「パワフルね」
「落ち着き払うな! 何とかするわよ!!」
「空間魔法が使えれば……」
「僕達も加わるよ! なのは」
「うん!!」
なのはちゃん達も止めるのに加わる。
しかし、クマの暴走は止まらない。
ついに中間点くらいにまで来たクマ。
万事休すかと思ったその時、ミナが口を開いた。
「皆さん! クマから離れて下さい」
「「?」」
急に叫んだ俺―――というよりミナに一同、訳のわからない顔をする。
一瞬ダジャレかと思ったのは俺だけだろうか?
「お、おい。ミナ?」
「説明はあとでします。とにかくクマから離れて下さい!」
「わかったです」
ミナの指示に従って全員がクマから離れる。
……一体、どうするんだ?
「ど、どうするんだ? 心中するつもりじゃないんだろ?」
「まさか。相沢様、私のいう通りに動いてくださいますか?」
「何をするのか知らんが、わかった」
クマが一歩ずつ近づいてくる。
「ではまず、魔力の吸収を一旦中止にします」
「は? これを中止にしてどうするっていうんだ?」
まぁ、策があるのだろうと自分自身を無理矢理に納得させていわれた通りに魔力の吸収を止める。
「次に、何か武器を出して下さい。できれば刃の付いた」
「おし、『sword』」
swordを唱え、俺の左手に立派な剣が現れる。
「それを腰の位置に持ってきて、下段の構えにしてください。
そうしたら、そのまま指示を出すまで待機です」
「は!?」
おいおいまてまて! クマはもうそこまで来ているのですよ?
そんな悠長なこといっていてよろしいのですか?
「早く!!」
「……えぇい!! ままよ!!」
俺はミナを信じる。
いわれた通りに剣を下段に持ってくる。
『きゅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
「まだか?」
「まだです」
一歩
「まだか?」
「まだですよ」
二歩
「射程に入ったぞ?」
「まだまだです」
踏み込み
「おい、あっちは攻撃態勢に―――」
「もう少しです」
飛んだ!? フライングプレスか?
「祐一さん!」
「おい!? おい!?」
「―――今です!! 剣を思いっきり奴に叩きつけて下さい」
「よっしゃあ!!」
待ってました!! 俺は、思いっきり剣をクマに向かって鍬を振り下ろすように叩きつける。
『きゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!』
「っらあ!!」
「これが私の誇る、驚天動地の一撃―――」
―Ticket To The Heaven―
ズシィィィィン……
『きゅう?』
剣が放ったとは思えないような重い音。
特に大きな剣ではないというのに、クマの全体重を支えている状態。
そして、その重みに耐えている俺の両腕。
全てが不思議な感覚だった。
「「う、うおおおおおおおおっ!!」」
剣を持つ手に更に力を込めて、全力で押し出す。
剣が美しい浅葱色のオーラに輝き、細身の剣の面積を増やすかのようにオーラが肥大する。
『きゅ? きゅぅぅぅぅぅぅぅっ!?』
ドゴォォォォォォォォン!!
剣が完全に振り下ろされると同時に、一気に吹き飛ばされるクマ。
勢いから壁に当たるかと思ったが、クマは飛ばされている途中で光となって消えてしまい、そこに残されたのは浅葱色の光の粒子だけだった。
「す、凄い威力だな……」
「それは先程の吸収した結界の魔力をつぎ込んでありますから。
これでも、70%くらいの出力なんですよ?」
おいおい
ミナの言葉に、もはや苦笑するしかない俺。
「相沢様」
「ん?」
100%はどれくらいの威力なのだろうか? なんてことを考えていると、不意にミナに声をかけられる。
「私はまだ、守護者の本当の意味がわかりません。
ですから、教えていただけませんでしょうか? 私に本当の『守るべき者』としてのあり方を」
「ははっ、ミナはわかっていると思うぞ。本当の守護者としての在り方ってやつを」
きっと、守護者というのは守るべき者じゃない。守ることを導く者なんだ。
守護者だからといって、一人で背負わなくてもいい。
同じ志を持つ者がいるなら、その人に力を与えて、共に守ることができる道標になるべきだ。
「そうだって心の中ではわかったから、俺とfusionが出来たんだと思うぞ?」
「そ、そうなのかも知れませんが……そ、そうしたら……」
「そうしたら?」
俺が聞き返すと、ミナは数秒の逡巡の後に恥ずかしそうに、
「そ、そうしたら……相沢様の下につく名分が立たなくなってしまうじゃないですか」
「……」
「ダメ、でしょうか?」
少し不安げな声で聞いてくるミナ。
その声が可愛いと思ってしまったのはここだけの秘密だ。
「俺は構わないけれど、佐祐理さんはどうするんだ?」
「ここにいたら、佐祐理様にご迷惑をおかけしてしまいます。その点、相沢様には魔法の力がありますから、もし襲撃されたとしても大丈夫な気がするのです。
それに、仕える者は常にご主人様の近くにいるものですから」
「ご、ご主人様って……」
「不束者ですが、よろしくお願いいたします。相沢様―――いえ、『ご主人様』」
不意にご主人様と呼ばれて、男の性かついついその言葉に反応してしまった(別にやましい意味は無いぞ)俺をよそに、fusionしていなかったら、間違いなく三つ指をついて挨拶してるだろう発言をしているミナ。
はぁ、なるようになれ……か?
「祐一さん」
「お、佐祐理さん」
結界も無事吸収完了し、ミナと分離して吸収で使った体力を回復させていると、佐祐理さんが声をかけてきた。
「約束ですから。全てを話してくれませんか?」
ここまで見せてしまったら、もう隠し立てできないよな。
俺は時空管理局のことや、ディアボルガのことなど、機密や知らなくてもいいこと以外の全てを話した。
俺はひょんなことから異世界から来た少女のフィアと出会って魔法使いになってしまったこと。
フィアの目的が悪意を持ってしまった魔石、ユンカースを封印することで、俺もそれに協力しているということ。
周りにいる人達はそんな俺達に協力をしてくれている大切な仲間だということ。
他にも諸々、話せること全てを話した。
佐祐理さんもこの話は真面目だということをわかってくれたのか、茶々一つも入れずに真面目に聞いてくれた。
俺が話し終えると、佐祐理さんはようやっと口を開いた。
「祐一さんは魔法使いだったんですねー。佐祐理びっくりしました」
「あ、あぁそうだぞ。俺は魔法少女ならぬ、魔法青年祐ちゃんだ」
口調はいつものままだが、佐祐理さんの予想と外れた反応に少し肩透かしを食らう。
まぁ、でもこれが佐祐理さんか。
そう考えて自分を納得させておくことにする。
「あ、あの……もう少し、驚かないですか?」
「祐一さんは祐一さんですからー。魔法が使えても、異世界のお友達がいても、ロリコンに目覚めたとしても、祐一さんは祐一さんであり続けるのですよね?
なら、驚く必要なんて無いんですよー」
フィアの問いにも笑顔で答える佐祐理さん。
というか最後のやつだけすんごく心外なのですが……
「佐祐理が黙っていれば済む問題でしたら、佐祐理は協力します。
魔法が使えない佐祐理にはそれくらいしか協力は出来ませんので」
「……」
本当に佐祐理さんは魔法が使えないのだろうか?
魔法が使えない者にはこの水色の結界はどうなのだかわからないが、封時結界に入ることは出来ないはずだ。
それなのに、佐祐理さんは入ることが出来てる。
もしかして、佐祐理さんは―――
「祐一さん?」
「え? あ、はい。ありがとう。佐祐理さん」
「あはは〜、気にしなくてもいいんですよ。それで、ミナちゃんは祐一さんの所に行くんですよね?」
「はい、一度仕えると心に決めた佐祐理様を裏切ることになってしまいますが……」
「裏切る? あはは〜、違いますよミナちゃん。
佐祐理と祐一さんは一心同体なんですよーー、だからミナちゃんが祐一さんに仕えても、佐祐理を裏切ることにはなりません」
今、何気に爆弾発言をした気がするが、気にしないでおこう。
佐祐理さんはミナを抱き締めて、
「いってらっしゃい、ミナちゃん。佐祐理は妹が出来たみたいで楽しかったです。
ミナちゃんも……楽しかったですか?」
「……はいっ! 楽しかったです!!」
「いつでも来てくださいね。ここはミナちゃんの家なんですから」
「はい! 行って参ります!!」
後書き
J「もうだめぽ」
フ「いきなり、何ふざけたこといってるですか? 寝言は寝ていうものです」
J「最近、消化しきれてないのが自分でもわかるんだぞ?」
フ「まぁ、確かに最近更新スピードがかなり遅くなったり、作品の質が落ちてるんじゃないのかと問われたりしましたですけど」
J「……辛いな」
フ「正念場ですよ。JGJ」
備考
魔術紹介
Ticket To The Heaven 術者:相沢祐一(powerフォーム)
内に秘めた魔力の全てを一つの媒介に移し、一撃必殺の攻撃を与える魔法。
触れたものを触れた所から粒子レベルに分解して、光の粒子にしてしまう。
今回のように、吸収した魔力を使用することも可能である。
欠点はそれだけの魔力を仕込むのに時間がかかることと、大量の魔力を持ったもので無いと使いこなすのが難しいこと。
※感想・指摘・質問がございましたらBBSかmailにてよろしくお願いします
P.S.
J「次回からは新展開」
フ「ついに最後の守護者が登場!? です」
2005年9月19日作成