はい、本編始まる前に注意書きです。
この物語は、原作であるとらハが基準でその物語にTV版リリカルなのはが注ぎ込まれています。
よって、士郎さんは死亡、恭也は恋人なしでなのは・フェイトは11歳です。
その事を了承できるか頼みお読みください。
では〜
恭也の散々な一日〜フェイト・なのは編〜
落ち着け……落ち着け俺。
現状を把握しろ、現状を状況を整理しろ、そしてなによりも今の状況を打開しろ……!
今の俺は布団の中だな?それは当然だ、昨日はきちんと布団で寝たんだ、布団で起きるのは当たり前だ。
――――じゃあ
――――なぜ
――――俺の
――――隣には
――――なのは
――――友人の少女が
――――居るのでしょうか……?
おかしい、何がおかしいかって全てがおかしい……
俺は間違えなく昨日一人で寝た、それは間違えない。
なのはの友人が来ている様だから、早く寝るようにと言って美由紀と交代で鍛錬で流した汗を流し寝たはずだ。
もし、こんなシーンを誰かに見られたら
ブルリッ
悪寒、寒気、恐怖……
俺の体は戦慄を覚えた。
――――そして、まるでお約束の如く――――
「お兄ちゃん!フェイトちゃんがい…な…い……」
おーまいごっと、神よあなたは私を見捨てられてのですか……
呆然とこちらを見やるなのはに、俺はどう説明するかを必死に考えるのだった。
「そっか……お兄ちゃん……そうなんだ……」
なのは、ひどく悲しそうにそういった。
――――手には、赤い宝石が握られているような気がするが気のせいだよな?
なのは、右手を抱え上げて頭をふる。
「実の妹で実はがんばり屋の魔法少女っていう属性を持つ私より、ロリ魔女っ娘金髪ツインテール属性のフェイトちゃんを取るんだ……」
「激しく待て、なのは、一体何を言っている!?」
赤い宝玉は宙に浮き、光を発している。
――――俺は、今まで感じた事のあるなのはの気迫のそのどれよりも強力な気迫に思わず身震いをし付近にある小太刀を手に取る。
俺の手は、なのは出すその気迫のせいでガタガタと震えていた。
「お兄ちゃんが悪いんだよ……?フェイトちゃんとヤッちゃったんだから……」
「激しく冤罪だーーーー!!!」
思わずなのは台詞に、全力で突っ込みを入れる。
だが、今のなのはには何を言っても無駄だった。
「だから、お兄ちゃんを殺して私も死ぬー!!
レイジングハートォォ!!!」
「なのはっ!話を聞いてくれー!!」
なのはの服装が、聖祥の服を改造したみたいな服になる。
手に持っているのは桃色を基調とした杖だった。
そんな魔法少女ルックに変身したなのはは俺に杖を向けた。
「さようなら、大好きだったお兄ちゃんっ……!
レイジングハート!!
ディバインバスター!!」
近距離から、なのはの砲撃(?)が放たれる。
直撃する……!
俺は、こんな情けない死に方をするのか……?!
だが、捨てる神あれば拾う神ありだった……
ギィィィィィン!!!!
そこに立っていたのは、黒い水着のような服と黒いマントに身を包み金色を基調とした杖を持っているフェイトちゃんが居た。
「なっ!?」
「……いくらなのはだからって、お兄さんはヤらせないから」
「フェイトちゃん……!勝者の余裕のつもりなの!?」
なぜだろう、今フェイトちゃんの発言で間違えなく訂正しなくちゃいけないような場所がある様な気がするのは。
「いくらフェイトちゃんだかって……お兄ちゃんを盗るのは許さないんだから!!」
「なのは……恭也さんは渡さない……!」
そして――――二人の魔法少女の今までにない決戦が幕を切って落とされた。
結果だけ言おう……
二人は、互いに最終的には武器を納めた。
そして、油断していたために余波を喰らい動けない俺は――――
――――二人に食われた(泣)
「良かったねーフェイトちゃん」←何がだ
「うん」←だから何がだ
座談会
作者:ふう
恭也:ふう、じゃない!!!!
作者:なんですか、恭也さん?
恭也:なんだこれは!?なんで俺が二人に食べられてるんだ。
フェイト:でも、最後の方は恭也さんに負けました……w←だから何にだ
なのに:お兄ちゃん激しいんだもんw←マテ
恭也:いや、それは……
作者:大丈夫です、私の某オリジナル主人公に比べればまだマシな状況ですから!
魔龍:ウラァ!!!
(ゴスゥ)
作者:ゲフゥ!!
魔龍:何か言ったか、馬鹿作者。(グリグリと踵で踏みつつ)
作者:うう……なんでもありません……
恭也:魔龍さん……
魔龍:ん?なんだい、恭也君?
恭也:あなたの作者を殺りたい気分が少し分かりました……
魔龍:……そうか。
恭也:……はい。