なのは × Fate + α の一発ネタ。

無印8話、「ユーノ君実は人間だった」のシーンで、もしなのはが許さなかったらというIFモノです。

登場人物みんな壊れてます。とくに、なのは。

広い心でお読みください。

ちなみにSS初挑戦。 (ヲイ







彼女は魔○で出来ている

作:氷河



I・・・・・・・・・・・・my・・・・・・・・・・・・」





「えーっと・・・、なのは?今なにか言った?」



それまであれこれと言い訳を並べるので手一杯なユーノだったが、

さっきから何かブツブツと呟いているなのはに、ようやく気がついた。



「あのぉ・・・。なのは、サン?」

「モシかして、怒って、マス?」





まぁ、今までペットだと思って一緒に暮らしていたフェレットが、

「実は同じ年頃の男の子でした」

なんてことになれば、そりゃ怒るだろう。

特に、一緒のベットに寝たこととか、温泉に入ったこととか、着替えの時に一緒だったとか・・・

っつーか、心当たりがありすぎだ(滝汗)・・・。

悪行(眼福)の数々が頭の中を駆け巡る。あぁ、これが走馬灯というやつか・・・。(マテ





「えっと。とりあえず・・・・・・、二人でよく話し合うといい。」

危機を察知したらしい、若き執務官はシュタッ(あとはヨロ!)とさわやかに手を上げて、戦略的撤退し(逃げ)ようとしていた。



「ちょっと待てよ!自分だけ逃げる気か!!」

死なばもろとも、逃がすものかと必死のユーノ君。

「いや、二人のプライベートの問題に首を突っ込むわけにもいかないだろ」

見事なカウンターだった。



こちらはこちらで、早くも険悪な雰囲気の二人。





そんな二人をよそに、呟きは続く。

「I am the frame of my cannon.( 体は魔砲で出来ている)」

タイトルから激しくネタばれです。本当にありがとうございました。orz





とても9歳とは思えない、凄みのある低い声色

(ピーッ)歳の般若とか、 (魔法”少女”モノとして不適切な発言のため検閲削除)

(ズッキュゥゥゥン)年を生きた魔女、(祟りによる鬼隠しの危険があるため自主規制)

とか言われても信じてしまいそうだ。







Bullet is my body, and explosive is my blood. (血潮は砲弾、心は炸薬)」

「I have shooted over a thousand busters.(幾たびの戦場を越えて不敗)」





そして、今そこにある危機に気付くことなく、ヒートアップしていく二人。



「さすがは百戦錬磨の執務官だね。見事な退き際だよ。」

「民事には不介入なんだ。では聞くが、君たちスクライアの民の間では、夫婦喧嘩が起こるたびに一族から仲裁が入るのか?」





「Unaware of loss.( ただ一度の敗走はなく)」

「Nor aware of gain.( ただ一度の勝利もなし)」





「そんなわけないだろ!!ってか夫婦っ!?いや、それはいいんだけど・・・。」

「そこ!照れるな!!・・・何故だか無性に腹が立ってきたんだが。」





「With stood pain to shoot busters.( 担い手はここに独リ)」

「waiting for new friend’s arrival.( 魔砲の丘で戦友(とも)を待つ)」





「なんだよ!?この木っ端役人!

「なんだって!?このエロイ○チ!!

えらく低レベルだが、子供の喧嘩なんて、これが普通だよなぁ・・・・。





「I have no regrets.This is the only barrel.( ならば我が生涯に意味は不要ず)」





おいしい登場しやがって!」

「それが本音かよ!?」

ユーノ君。彼の数少ない見せ場だ。許してやれ。

しかし、君の出番がクロノより減ることになろうとは、あのころ、誰が想像できただろう。





そんなどつき漫才のかたわらで、悪魔を召還すべく、最後の言霊が紡がれる。



「My whole life was ”Unlimited buster works”( この体は無限の魔砲で出来ていた)」







刹那、炎が走る。

互いに罵詈雑言を浴びせていた二人が気が付けば、まわりは荒涼とした無限の世界。

さっきまでアースラの廊下にいたはずなのに、あるはずの壁はおろか、地平線の彼方まで、何もない世界。

ただ、彼らを取り囲むように燃えさかる炎を除いては。

ピンクの炎が微妙にファンシーだ。





「これは、固有結界!?

ユーノは、かつて長老から聞いた話を思い出していた。

現実を侵食し、己が心象風景を元に別次元を創造する、次元干渉魔法。

伝承に謳われる英雄たちの中でも、一握りの術者、漢の中の漢のみが修め得たと言われる、失われた技術(オーバーテクノロジー)。

自他ともに認める結界魔法の第一人者(オーソリティ)であるスクライア一族の間でも、伝説にのみ伝わる最上位結界魔法。



それをこの目で見られようとは。

一族に名を連ねる者なら狂喜乱舞すべきだろう。





お祈りは済ませた? 部屋の隅でガクブルして命乞いする準備はオK?

てな状況でなければだが。





「遊んであげるわ・・・。おいで、淫獣王(ユーノ君)。結界(たて)の貯蔵は十分?」



なんかいろいろ混ざってる気もするが、仕様だ。気にしたら負けだ。



後にユーノは語る。そこには確かに悪魔がいたと。





「なのは!? ちょっ、待っ!!!」

「行くよっ!アンリミテッド・バスター・ワークス(砲煙弾雨)!!!!!!!

うっわぁぁっぁぁぁ!!!!!

なんで僕までぇぇぇっぇぇぇ!!!????



問答無用そして、



世界は桃色に染まった。



























同時刻。アースラ艦橋。

そこにはモニタを眺める、艦長とオペレータの姿があった。

他の局員は、騒ぎを収拾すべく現場に向かっている。



とはいえ、一般局員が戦闘民族の暴走を鎮圧できるハズもなく、沈静化するまで遠巻きに見守ってるだけだが。

非殺傷設定のようだし、結界内で暴れてる分には、艦が沈むことはないだろう。たぶん。



白い悪魔の気分次第だが・・・・。



ってか、頼む、お願いします、ホント。

子供の痴話げんかが原因で戦艦爆散なんて、死んでも死に切れません。(泣)





「うーん、まさに逸材だわ♪。どう、エイミィ。データは取れた?」

自分の艦が風前の灯火だというのに、そして目の前で息子が地獄をのたうちまわっているというのに、

この御方は上機嫌でお茶なんかすすっておいでだった。

「管理局のテクノロジィを舐めてもらっちゃぁ困ります。結界だろうが別次元だろうが、盗撮 観測できますよぉ!

未来の嫁、自重しろ。

「まぁ、命に別状はないでしょうけど、医療班呼んでおいてね。」

非殺傷設定なのは、せめてもの情けか。それとも若い悲鳴をたっぷりと堪能するためか。

ブっ放すのに夢中で、設定を変えてないだけな気もするが・・・。

「すでに待機済みです。今は迂闊に近づけないでしょうけど。」

物理ダメージはなくとも、寿命が縮む



「いいわねぇ、若いって。」

今夜はお赤飯かしらね、とか呟きながら、提督にしては十分若い艦長は、甘なお茶をすすった。





終わっとけ































あとがけ



ようつべで、マリみての「ドリル」を使った同ネタを見たときに思いつきました。(すみません、実はマリみて自体は見てません)

構想数秒。製作1週間チョイ。既出だったらすいません。

なのはサンはいつも全力全壊です。以上!!





英単語補足(情報元:ALC)

ようつべのコメントが何言ってんのか知りたくて、勉強中。

(もっと勉強しときゃ良かった・・・orz)





cannon(大砲)

大砲で辞書を調べると、”canon”の他に、”artillery” がありました。

そういや「捨てプリ」の敵キャラのクラスで、”artillery type”とかがあったような・・・

Wikiとかで調べると、cannonは中〜大火器全般。artilleryは大口径野戦砲とかをさすようです。

個人的には、artilleryの方があってる気も・・・。^^;





buster(〔物や仕組みなどを〕壊す人[物]、撲滅{ぼくめつ}する人)

busterは、”trouble buster”とか、”ghost buster”とか、人に付ける言葉みたいです。

ってことは、”divine buster”を直訳すると「神殺し」? ((((;゜Д)))

「ドラまた」どころの話じゃネぇ・・・。





Barrel(タル。形状が似ているので銃身・砲身の意味にも使われる)

士郎がpath(回路)なら、なのははbarrel(砲身)でしょう。

砲身に当たるのは杖だろ、というツッコミはなしで。





おまけ

barrage(弾幕・集中砲火)

ブラクラの副題?になってる、”barrage”。

調べてみると、弾幕だったのね。

なのはさんのピンクの弾幕。オソロシ過ぎる・・・・。((((;゜Д)))



ロングマンの英英辞典によると、

barage: the continuous firing of guns, dropping of bombs etc, especially to protect soldiers as they move towards an enemy

(絶え間ない銃撃・砲撃・爆撃。 特に、敵軍へ突撃する友軍を援護するために行われる)

なのはさんがいれば、突撃することなく決着しそうです・・・。





最後に、

ようつべでファンサブを見ると、”Raising Heart”じゃなくて、”Raging Heart”と書かれているのをよく目にします。

raging(怒り狂う・荒れ狂う)

ってことは、Raing Heartは、荒ぶる心?とか、荒御魂??のこと???



ある意味、なのはさん(とレイハさん)暴れっぷりにぴったりの名訳だと思います。





マジおわれ。