JGJさんいつも掲載ありがとうございます。
というわけで掲載感謝記念ショートSSをお送りします。
主役はJGJさんのSSでのヒロイン(?)的存在フィア・クラッセさんです!
短いですが楽しんでいただければうれしいです。
では逝ってみよう!
「字がちが!?」
掲載感謝SS
『主役は私だ!』
その日、いつものように祐一となのはは、管理局本局の食堂でご飯を食べていた。
二人とも楽しそうに会話をしながらご飯を食べている。
その光景を同じくご飯を食べに来ている局員達は、微笑ましく眺めていたが、
1人だけみんなと違う表情で眺めている者がいた。
(む〜・・・私の祐一さんと仲良く食事するなんて!許せません!)
そう、フィア・クラッセである。
ちなみに祐一は誰とも付き合ってないので、完全に妄想ではあるが、
恋する乙女にはそんな常識は通用しない。
みるみる不機嫌になっていくフィア。
今にも魔法をぶっ放しそうだ。
(祐一さんに本当に必要なのは誰なのか、はっきりさせたほうがいいですね・・・)
訂正、魔法をぶっ放つことは決定しているようだ。
(先手必勝!)
どかああああああん!
「ふっ・・・私の祐一さんを奪う者はこうなるんです!」
勝ち誇ったように、ない胸を張るフィア。
しかし、彼女は忘れている。
祐一と食事をしていたのは誰なのか。
そしてその彼女がなんと呼ばれているのかを・・・。
ゴゴゴゴゴゴ・・・
「誰かな?私の祐一さんとのひと時を邪魔したのは・・・」
異様なプレッシャーを放ちながら、爆炎の中から声が聞こえる。
一斉にフィアを指差すその他局員達。
声の主は、ゆっくりフィアに近づいていく。
そう・・・彼女の名前は高町 なのは。
そしてみんなは彼女を畏怖をこめてこう呼ぶ。
白い魔王と!
フィアも、そしてその他局員たちも動けない。
思いは一つ
(((((逃げたら殺られる!?)))))
そしてなのははフィアの前まで来ると腕をつかむ。
「フィアちゃん・・・ちょっと・・・私とお散歩しよっか?」
そしてフィアを引きずりながら
「祐一さんすいません。ちょっと・・・フィアちゃんとお散歩してきますね」
と、笑顔で祐一にいう。
「あ・・・ああ」
祐一は頷くしかなかった。
フィアの命も大切だがなによりも自分の命の方が大切だ。
「それじゃフィアちゃん逝こうか・・・そして・・・頭冷やそうか・・・」
(((((字がちが!?)))))
そして食堂から出て行くなのはとフィア
呆然と見送るみんなの背後で、こんなBGMが流れてきた。
消えるフィア・クラッセ 僕達は見送った
(消える飛行機雲 僕達は見送った)
(笑顔が)眩しくて逃げた 僕達は弱くて
(眩しくて逃げた いつだって弱くて)
あの日から帰らず
(あの日から変わらず)
いつまでも帰っては来なかったこと
(いつまでも変わらずにいられなかったこと)
悲しくて手を合わす
(悔しくて指を離す)
「ちょっとそれシャレになってませんよおおおおおおお」
作者のRAKです。
アレ?たしか自分はフィア主役で書こうとしてたんだが・・・?
まぁ、いいか(マテ
JGJさんいつも掲載ありがとうございます。
自分のSSを公開してもらったお礼にと書きましたが・・・やっぱりギャグ系は無理っぽいなぁ・・・
初ギャグSSということで、今回はこれでお許しを・・・(多分もう書かない)
なんかフィアって書きやすいですよね?さすがJGJさんの娘です。
では、こんなSSではありますが楽しんでいただけたら、うれしく思います。
それでは、また〜。
JGJさん感想を・・・(ビクビク
自分のフィアよりもよっぽどヒロインやっていると言う罠(当然ギャグキャラ的に)
作者の自分が言うのもなんですけど、フィアはあれくらいの立ち位置が丁度良いんだと思うんだ(ぇ
喧嘩売った相手が悪すぎなところとか、無印の頃はなのはさんがこんな子になるとは思わなかったのd(あれこんな時間に誰だろう…?
JGJ