これを読む前に
この作品はD.C.と遊戯王のクロスっぽい作品になってます
「遊戯王なんて知らん」「そういうの嫌い」等という方は読まないことをおすすめします
一応遊戯王を知らない方が読んでも大丈夫なように努力はしています
「暇だ…」
微妙な天気の日曜日
俺は自分の部屋でだれていた
理由は今も言っていたとおり、暇だからだ
「適当に散歩でも行こうかな…」
口にしてみたものの、動く気はおきない
じゃあ昼寝でも、と思ったが今は特に眠気がない
「マジで何しよう…」
テレビを見ようにもこんな昼に面白い番組がやってるはずもない
勉強などもってのほかだ
ピンポーン
そんなことを考えていると、呼び鈴がなった
「今日は特に予定はなかったはずだが…」
とりあえず出なければならない
俺はのろのろと体を起こして玄関に向かった
「はい、どちらさまで?」
ドアを開けた先にいたのは
「よっ、朝倉」
杉並だった
D.C.で遊戯王をやってみた
パタン
ドアを閉めた
「さて、なんか適当なゲームでもするか」
「my同士朝倉よ、なぜドアを閉めるのだ」
再びドアを開けて杉並が顔を覗かせていた
どうでもいいが、ドアの隙間から頭だけ出すな
気持ち悪いから
「自然な防衛反応だ
また変なことに巻き込まれたくないからな」
「変とはなんだ変とは…
俺はただつまらない学校生活に潤いを与えるため日々活動しているだけだ」
「十分変なことだろ…
で、何しにきたんだ?」
「そう邪険にするな
今日は純粋に遊びにきただけだ」
純粋ねぇ…
こいつの言う純粋ってのはどんなものなんだか…
「まぁいい
とりあえずあがれよ」
「おう、邪魔するぞ」
部屋に杉並をいれて、ドアを閉めた
こいつに飲み物やら何やらを振る舞う気はない
「で、遊びに来たって言っても何やるんだよ」
「少々懐かしい物を見つけてな
これだ」
そういって杉並が腰につけていたポーチから取り出したのは…
「デュエルモンスターズか…
確かに懐かしいな」
「だろう?
久しぶりにデュエルといこうではないか」
「悪くないな
よし、やるか」
引き出しに仕舞ってあったデッキを取り出してテーブルの前に座る
その間に杉並は準備を終え、コインを取り出した
「朝倉、どっちだ?」
「表だ」
キィン
高い音を響かせてコインがテーブルの上に落ちる
裏だった
「ふむ…俺の先攻だな
手加減はせんぞ?」
「当たり前だ
する気もされる気もない」
「では…」
「「デュエル!」」
「ドロー
『エーリアン・ウォリアー』を攻撃表示で召喚だ」
杉並が出したのは俺の知らないカードだった
「なんだそれ?」
「お前がカードをやらなくなってすぐに発売したカードだ
カードを1枚セットしてターンエンド」
以前の杉並は【機械族】を愛用していたはずだが、俺がやってない間に奴は新たなデッキを作ったらしい
「まぁいい
俺のターン、ドロー
魔法カード『増援』を発動だ」
『増援』はデッキからレベル4以下の戦士族モンスターを手札に加えるカードだ
俺が手札に加えるのは…
「『正義の味方 カイバーマン』を手札に加える」
「どうやらお前のデッキは変わってないようだな」
「今までやってなかったんだから当然だろう」
俺のデッキは【青眼の白龍】
かの有名(だと思う)な『青眼の白龍』をメインに使うデッキだ
「『正義の味方 カイバーマン』を召喚
そして効果発動だ」
『正義の味方 カイバーマン』は自身を生け贄に手札から『青眼の白龍』を特殊召喚する効果を持つ
「最初からとばしていくぜ!
『青眼の白龍』を特殊召喚!
そして『青眼の白龍』で『エーリアン・ウォリアー』を攻撃だ!」
「『エーリアン・ウォリアー』は破壊され俺は1200ダメージを受けるな
残りライフは6800」
セットカードは発動しないのか、攻撃はあっさり通った
「だが『エーリアン・ウォリアー』の効果発動だ
このカードを破壊したモンスターにAカウンターを2つのせる」
「Aカウンター?
それはなんなんだ?」
「『エーリアン』達をサポートするものだ
何が起こるのかは後のお楽しみだ」
「もったいつけるな…
カードを1枚セットしてターンエンドだ」
『青眼の白龍』に妙なものをのせられたが、ひとまず俺の優性だな
「俺のターン、ドロー
ここから【エーリアン】の本領を見せてやろう
永続罠『洗脳光線』を発動!
Aカウンターののったモンスターのコントロールを得る!」
コントロール奪取か…
厄介だな…
「さらに『エーリアン・ハンター』を召喚
2体のモンスターで直接攻撃だ!」
「ちっ…
合計で4600ダメージ…
残りは3400…」
俺のフィールドにはセットカードがあるが、これは防御のカードじゃない
それどころかブラフだった
「カードを1枚セットしてターンエンド」
一気にライフが半分を切った
このターンでどうにかしないとヤバイな…
「ドロー
いいもんひいたぜ…
魔法カード『手札抹殺』を発動だ!」
「ほう…
やってくれるではないか」
『手札抹殺』はお互いに手札をすべて捨て、捨てた枚数分ドローするカードだ
「さらにセットしてあった『龍の鏡』を発動
墓地の『融合呪印生物 闇』と『神龍 ラグナロク』を除外して、『竜魔神 キングドラグーン』を融合召喚
そして『竜魔神 キングドラグーン』の効果発動だ」
『龍の鏡』は墓地とフィールドにあるモンスターを除外して融合するカードだ
そして『龍の鏡』によって召喚された『竜魔神 キングドラグーン』は、対象をとるカードの効果からフィールドのドラゴン族を守る効果と、1ターンに1度だけ手札のドラゴン族を特殊召喚する効果の2つの効果をもつ
今発動したのは召喚効果のほうで、当然俺が召喚するのは…
「『青眼の白龍』を特殊召喚
そして魔法カード『滅びの爆裂疾風弾』を発動!」
『滅びの爆裂疾風弾』は【青眼の白龍】において最大の魅力であるカードで、『青眼の白龍』がフィールドにいる時のみ発動可能なカードだ
その効果はこのターン『青眼の白龍』が攻撃できないかわりに、相手フィールドのモンスターを全て破壊するという強力なものだ
「朝倉…
随分と引きがいいな…」
「だろう?
俺もここまでできるとは思わなかった」
杉並の顔が微妙に引き攣っている
まぁ教科書通りと言わんばかりの綺麗なコンボだからな
「さらに『竜魔神 キングドラグーン』で直接攻撃だ」
「止められないな…
2400ダメージだ
残りは4400」
ライフ的には大分追い付いたな
まぁそのかわりに手札はすっからかんだが…
「ターンエンドだ」
「盛り返してきたようが、まだ終わらんぞ
ドローだ」
俺のフィールドには攻撃力が3000と2400のモンスターが1体づつ
さらにこいつらは効果対象にできない
そうそう崩せはしないと思うが…
「その構えは厄介だな…
『竜魔神 キングドラグーン』だけでも破壊させて貰うか
『早すぎた埋葬』を発動して先ほど『手札抹殺』で捨てた『宇宙獣 ガンギル』を特殊召喚だ」
『早すぎた埋葬』は800ライフを払って墓地のモンスターを蘇らせるカード
『宇宙獣 ガンギル』とやらは2600もの攻撃力を持つところをみると、恐らく【エーリアン】の切り札モンスターだろう
ちなみに振り仮名をみると『宇宙獣』と書いて『そらけもの』と読むらしい
どんな読み方だよ…
「バトルだ!
『宇宙獣 ガンギル』で『竜魔神 キングドラグーン』を攻撃!」
「ちっ…
200ダメージ…
残り3200…」
「これで効果が効くな
『宇宙獣 ガンギル』の効果発動だ
相手フィールドのモンスター1体にAカウンターを乗せる」
『竜魔神 キングドラグーン』がいなくなったので、ドラゴン族を効果対象に選択できるようになった
そこにまたAカウンターを乗せられた
「このターン、俺はまだ通常召喚をしていない
『エーリアン・サイコ』を召喚
こいつは効果により召喚後に守備表示になる」
「今更そんな低レベルモンスターを出したってことは、そいつの効果はそれだけじゃないんだろ?」
「御明察
『エーリアン・サイコ』がフィールドにいる限りAカウンターの乗ったモンスターは攻撃できない」
邪魔な効果だ…
だが攻守が200/100とかなり貧弱だ
次のドローでモンスターをひけば突破できる
「カードを1枚セットしてターンエンド」
「俺のターン、ドロー
速攻魔法『サイクロン』を発動、『早すぎた埋葬』を破壊
『早すぎた埋葬』が破壊されたことで『宇宙獣 ガンギル』も破壊だ」
「『宇宙獣 ガンギル』を破壊したか
だが状況はさしてかわらんぞ」
杉並のいうとおりで、『青眼の白龍』が攻撃できないことに変わらない
「とはいっても手札がなきゃどうにもできないしな
ターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー」
だがモンスター1体で打破できる状況にも変わりはないんだ
次のターンで逆転…
「朝倉、どうやら俺の勝ちのようだな」
…できないらしい
杉並がにやけ面でこっちを見ながら勝利を宣言した
「『エーリアン・サイコ』を生け贄に『エーリアン・マザー』を召喚!
さらに罠カード『デストラクト・サークル−A』を発動!」
新たに出されたのは向こうの親玉っぽいカード
罠カードの方はなんだ?
「『デストラクト・サークル−A』はAカウンターの乗ったモンスター1体を破壊し、互いに1000のダメージを受ける
『青眼の白龍』を破壊し、1000ダメージ!」
「くっ…
残りライフ2200…」
「とどめだ!
『エーリアン・マザー』直接攻撃!
2300ダメージ!」
「ライフ0…
俺の負けか…」
「つーかいつの間にあんなデッキ組んだんだよ…」
カードを片付けながら杉並に訊ねた
「先週ちょっとした用事で商店街に行ったときに、気まぐれでホビーショップに足を向けてみたのだ
ためしにカードを見てみると、まさに俺におあつらえ向きのカードが出ているではないか
久しぶりにやるのも悪くないと思って、新たにカードを集めて組み上げたのだ」
なるほど…
一目惚れだったわけか…
「ふーん…
ほかになんか面白そうなカードはあったのか?」
だが俺も似たような感じだ
今のデュエルで火がついたみたいだな
「おっ
朝倉もやる気になってきたか?」
「ああ
今なら新しいカードも大分出ているだろうからな
また始めるのも面白そうだ
で、どうなんだ?」
「そうだな、たとえば……」
とりあえず、しばらくは退屈しないですみそうだ
FIN
あとがきっぽいの
初めまして
初めましてなので当たり前ですが、初投稿です
エメラルドといいます
覚えていただけると幸いです
別に覚えていただかなくても、これを読んでいただければ幸いです
ただD.C.の人たちが遊戯王でデュエルしたらいいなぁ…と思ったので書いてみました
それだけです
あまりできはよくないかもしれません
今回は純一君VS杉並を書いてみました
こういうのはやっぱ杉並が書きやすそうでしたから
純一君の使用デッキについては、僕の独断と偏見と気分と罠カード『第六感』で決めました
杉並は「これしかないだろう」とすんなり決めました
一応遊戯王について詳しくない人でも読めるように頑張りました
詳しいことは「遊戯王Wiki」で調べてください
ちなみにこれはRAK様の「魔法少女リリカルなのは+α」のあとがきのJGJ様召喚の部分を読んで思いつき、授業中に携帯で書き上げました
僕としてはもう少し続きを書きたいと思っています
ただしいつになるかはわかりませんが…
以下僕の考えた設定を少々
マスタールール施行前でGLADIATOR'S ASSAULTまでは発売されているという設定です
純一君は第4期終了時に1度遊戯王をやめています
メインデッキは【青眼の白龍】で第4期終了時、ようするにENEMY OF
JUSTICE以前のカードで組まれています
杉並も純一君と同時期に1度やめていますが、純一君より一足早く再開
やめる前は【機械族】を使っており、再開する際に【エーリアン】を組んでいます
純一君たちの年齢とカードの発売時期などがあってないのは無視してくださいw
あと、「なんで純一君がカイバーマンなんて持ってるんだ?」とか「なんてチートドローwww」とか「なんて安直なタイトル」とかの突っ込みは出来れば心の中だけでお願いしますw
なお、『エーリアン』←これはカード名で、【エーリアン】←こっちはデッキ名です